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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第22回

見上げればヤツがいる。屋根上のネコを撮る

2007年10月03日 00時00分更新

文● 猫写真家 荻窪圭

 エアコンの室外機も猫にはちょうどいいサイズ。どこからどう辿ってきたのか、室外機の上でちょこんと座る猫。このマンションのどっかの部屋の飼い猫かと思うけど、上手に抜け出てきたもんだ。

室外機の上でくつろぐ猫
どこかの飼い猫がのんびりとくつろぎ中。おそらく排水パイプをたどってここに来たのかと思う(2000年10月撮影 ニコン「COOLPIX 990」)


猫は屋根の上でくつろぎます


 猫にとっては高くて安心できるひさしや屋根でも、人からは思い切り見下ろされてることもある。まあ、人が来ない場所ではあるから安心なのか。誰も来ない日当たりのいい広い屋根を自分だけの庭と占有して昼寝である。猫だけの特権だ。

昼寝する猫1昼寝する猫2
誰も来ない屋根の上でのんびり昼寝と思いきや、隣のマンションからは丸見えで思い切り見下ろされていたのであった(2001年9月撮影 ソニー「Cyber-shot F707」)

 最後は広島県の鞆の浦(とものうら)。狭い斜面にぎっしり家が建っているので、屋根の上でも裏からはよく見えるのであった。猫もその辺はよく分かっていて、屋根の反対側からじろっと様子をうかがうのである。こういう土地なら屋根伝いで好き放題歩き回れて楽しそう。

屋根の向こうの猫
遠くの屋根に猫らしきものを発見して望遠で撮影。毛並みのいい猫が小さく顔を出してたのである(2004年5月撮影 ニコン「D100」)

 そんなわけで、猫は高いところに上るのが得意。だから時には目線を上げた先にちょこんと座ってることもあるのだ。猫は街を立体的に使っているのである。うらやましい。


筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪さん

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。



*次回は10月9日掲載予定

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